由利本荘医師会病院
〒015-0885
秋田県由利本荘市水林456-4
TEL.0184-22-0054
FAX.0184-22-6738
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・由利本荘医師会病院
・検査センター
・由利本荘看護学校
・地域産業保健センター
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会長挨拶

   
   由利本荘医師会 松田武文 会長
 由利本荘医師会ホームページにアクセスいただきありがとうございます。令和4年6月に由利本荘医師会長に就任いたしました松田武文です。由利本荘市、にかほ市に在住するこどもからお年寄りまでの全ての市民にとっての望ましい地域医療に貢献できるよう努めたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 由利本荘医師会は、由利本荘市、にかほ市の医療機関に所属する医師約140名から構成される組織です。理事16名による毎月の定例理事会の他、各種委員会(検診、乳幼児学校保健、感染症、産業保健、医師生涯教育等々)活動、医師会関連施設による地域医療への貢献と、各種講演会を通じた医師のスキルアップを図っています。また市民の皆様への最新の医療情報提供も重要であり、毎年秋に由利本荘・にかほ市民医学講座を開催しています。昭和58年に第1回の市民医学講座が「癌」をテーマに鶴舞会館で開催され、以後毎年地域医療に関わる方々や日本を代表する高名な先生方に御講演頂いておりましたが、残念ながら新型コロナウィルスの影響で2019年を最後に未開催が続いています。感染状況を見ながら早期開催を目指したいと考えています。
 由利本荘医師会関連施設である由利本荘医師会病院は当医師会の中核となる組織であり、由利本荘医療圏の高齢者医療施設の中核病院でもあります。病床は現在150床(一般病床 100床、療養病床 50床)で、病院理念にある「ゆとりある療養環境をはぐくみ、患者さん及びそのご家族の方と共に患者さんのノーマライゼーションを目指した努力」を積み重ねています。地域の皆様にとって、家族の看護、療養だけでなく自分自身の老後も安心して頼れる病院となるよう、「積極的に地域医療推進に寄与」し、「研鑽を積み最新の知識を求め、責任と誇りをもって、安全で良質な医療と心のこもった介護の提供」に努めてまいります。
 また由利本荘看護学校も当医師会関連施設であり、昭和46年に2年制の本荘准看護学院として設立され、平成17年に現在の福祉エリアに3年制の由利本荘看護学校として新規に開設しました。令和4年春には15期生が卒業し卒業生は延べ500人を超えました。豊かな感性と思いやりの気持ちを持ち、自ら積極的に学習する自調自考の精神のある生徒たちが秋田県内の地域医療に貢献しています。
 ご存知のように秋田県は人口減少、少子高齢化の先進県であり由利本荘市、にかほ市も同様です。最近の約10年間(2011年~2021年)の人口をみても、由利本荘市は約8万5千人から7万5千人へ、にかほ市は約2万7千人から2万3千人へと10%以上減少し、さらに出生数に関しては由利本荘市は約550人から350人、にかほ市は180人から90人と30%以上の出生数低下があります。ですが毎日こどもたちを診察している小児科医にとってそれ以上に深刻に思えるのが、年々増加する医療費、社会保障費の問題です。少子高齢化が進む中未来のこどもたちに負担を負わせないよう、限りある財源をいかに有効に使用すべきか。医師会としても検討が必要な大きな課題と考えます。
 2020年以降世界中が新型コロナウィルス感染症というパンデミックに襲われました。当初は感染者の死亡率も高い未知のウィルスでしたが、新型コロナワクチン導入により状況は変わりました。秋田県の新型コロナワクチンの接種率は全国でもトップクラスで、その中でも由利本荘市の接種率は上位であり、ひとえに由利本荘市にかほ市行政各位の懸命な努力はもちろん、市民の皆様の積極的な協力により達成できたものと感謝しております。残念ながら日本は未だにコロナ前の日常を取り戻せていませんが、みんなマスクを外せる日常が1日でも早く訪れることに期待し、挨拶とさせていただきます。今後とも由利本荘医師会の活動に、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
<<由利本荘医師会病院>> 〒015-0885 秋田県由利本荘市水林456-4 TEL:0184-22-0054 FAX:0184-22-6738